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  ・高齢化社会を生き抜く・・・ 生活の基盤は「 家 」・・・・   
    <2022年 9月 掲載分>

● 結婚されて45年、当初は「一軒家を買いたいね」とご夫婦でお話に
なっていたそうです。 今は 75歳と 69歳の伊藤様( 仮名 )ご夫婦。
ただご主人のお仕事柄、国内転勤、海外転勤もあって、なかなか定まっ
た住居を構える。 という機会もなかったそうです。
● 10 年前に定年を迎え、その後も関連企業で仕事をされて 70歳を機に
一線を退かれご夫婦で旅行を楽しまれていたとの事でした。 現在はご
夫婦お二人、家賃 15万円の賃貸住宅に住んでいらっしゃるそうです。
● お子様達も独立されているので、最近は終の棲家としてご主人様の
ご兄弟がいらっしゃる故郷( 鹿児島県 )に帰る事も考えたそうですが
住み慣れた土地を離れるのも寂しさがあり又、二人の娘さんは東京と、
横浜に居る事を考えると決断が出来ないという事でした。
● いろいろ考えた末 このまま賃貸住宅で住み続けるか それとも今から
住宅を購入したほうが良いのかそうなったら購入できる「 家 」が有る
のか どうか、と相談に来られました。
● 最近では、80 代の方でも住替えを考えて、ご相談に来られる方がい
らっしゃいます。 皆様お元気で仕事を通して本当に「 人生 100年 」
を実感しています。 あと 20年以上 活躍できると考えると、生活の基
盤「 住まい 」は重要な場所になってきます。
  ● 行政でも それを見越して、高齢者でも 借りやすい 賃貸住宅の斡旋も
していますが、当然 住んでいる間は家賃を払い続けます。 必要に応じ
て選べる引越し可能な賃貸住宅。 物件の維持管理を含めて自己責任と
なる自己所有の持家では 其々に メリット・デメリット があります。
● 持家 ? 賃貸住宅 ? どちらを選ぶかは 其々の家庭の事情も有り、ど
ちらが正しいかはありませんが … ただ言えるのは賃貸住宅の場合15万
円の賃料は1年間で 180万円、10年間で 1800万円、15年間で 2700万
円の支払いになるという事。 購入となると預貯金から高額資金を払う
のは抵抗が有るとは思いますが、「住まい」は確保できます。
(マンションの場合は管理費・修繕積立金などは払い続けます。)
● 何が起こるかわからない想定外の時代です。 今まで当てにしていた
年金も先細り、と言われる中、高齢化社会を生き抜くには他人だよりで
はなく、「 自分のことは自分で 」の考えを基本に進んでいかないとい
けないのではないかと思います。
選ぶ基準はその方の考え方、ライフスタイルで、違ってきますが、
     先を見据えた住宅選び 一緒に考え
         お手伝いさせていただきます。               一度ご相談下さい。
              TEL 045-833-5117  成田 寿美子

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