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   終活:身辺整理   
<2020年 2月掲載分>

● 令和2年、武漢から発生の新型コロナウイルス肺炎で今、中国
をはじめとして日本も大変な状況です。 楽しいはずのクルーズの
旅も、新型コロナウイルスの影響で想定外の事になっています。 
この時期はインフルエンザに気を付け、又花粉の時期でもあり、今
は出来るだけ人込みを避け、外出時には当然マスクが必需品です。
一日も早く収束し穏やかな日常を取り戻したいものです。
● 想像もつかないまさかの出来事はたくさんあります。 先日ご相
談に来られた70代中半のご夫婦、今手持ちの不動産などをどのよう
にしたら良いか ・・・ 身辺整理を、と考えて、・・・・・ ということでした。
● ご主人様のお話では「終活」という言葉を耳にするが、自分達は、
どこから手を付ければ良いのか、この先の生活は何を基準に考えた
らよいのか等々。 まずはライフスタイルの見直しからしましょう。と
いうお話になりました。
● ご夫婦は 80 代になる前に、お子様家族との同居を考えてい
らっしゃって、2世帯住宅を建ててと考えられていたそうです。 ところ
がお子様家族のご事情が変わって、海外での生活になるという事に
なったそうです。 ご自分達が付いていく訳にもいかず、この先の生
活はどのようにしたら良いかと思っていらっしゃるとの事でした。
  ● 70代と言っても、元気なご夫婦ですから、まだ大丈夫と先延ばしに
したいところですが、年齢を重ねれば色々なことが億劫になってしまう
ので、頭のしっかりしているうちに出来ることはすぐに行動に移す事を
お勧めしました。 ・ ・ ・ 財産整理 ( 預貯金、保険、株等の
      整理から ・ ・ ・ 不動産はその行き先を考えておく。 )
● ライフステージお二人が元気でいらっしゃる時、又どちらかお一人
になった時の生活のスタイルも考えて頂き、同時に自分達が築き上げ
た財産の有効な使い方を考えて下さい。 とお話しました。
● 手持ちの不動産は売却して現金化、その先は自分達で使ってしま
うか ( 孫子に美田を残さずの考え方 ) 、 生前贈与で子供達に分け
るか ( 自分の目の黒いうちに 行き先を 見届ける ) 等
・ ・ ・ 色々なケースのお話をしました。
● ご自分達で築き上げた財産が争い事の原因にならないように、
自分の思いを遺言書として残しておかれるのも一つです。
人生100年時代です。いつ何が起こるかわからない、
自然現象でも想定外の事が起こっている時代。
   どのような状況でも悔いのない結果を作りたいものです。
       慌てずゆっくり考えてベストの選択をお勧めいたします。
                           成田 寿美子



  
 

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