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    高齢化社会を生き抜く ・ ・ ・             
             住まいは「持家」 それとも「賃貸」?   
      

<2018年 9月掲載分>

● 現在 73歳と 69歳の佐藤様 ( 仮名 ) ご夫婦。 43年前に結婚、されたそうです。 ご結婚当初は 「 いずれは家を買いたいね 」 などご夫婦でお話になっていたそうですが、ご主人のお仕事は転勤が多く、時には単身赴任で全国を回っていたとの事でした。 住まいは会社が用意してくれた事も有り 日々の忙しさにゆっくり 「 家 」 の事を考える時間もなかった とのお話です。
● 8年前に定年され、その後も関連企業で仕事をされて 3年前 70歳を機にリタイヤされたとの事、現在はご夫婦お二人、家賃 10万円の賃貸住宅に住んでいらっしゃるそうです。
● お子様達も独立されているので、仕事から離れた機会にご主人様の故郷 ( 宮崎県 ) に帰る事も考えたそうです。
ただ住み慣れた環境を離れるのも不安が有り又、お子様家族は東京と、横浜にいらっしゃる事を考えるとすぐに決断が出来ないという事で、ご自分達の財力で購入できる「 家 」 が有るのかどうか、相談に来られました。
● 最近では、60代後半から 80代半ばの方でも住替えをお考えの方の相談が増えています。 人生 100年と言われている時代です。 あと 20年 〜 30年はまだまだ活躍できると考えると、生活の基盤 「 住まい 」 は重要な場所になってきます。
  ● 行政でもそれを見越して、高齢者でも借りやすい賃貸住宅の斡旋もしていますが当然住んでいる間は家賃を払い続けます。
必要に応じて選べる引越し可能な賃貸住宅。 物件の維持管理を含めて自己責任となる自己所有の持家では其々にメリット・デメリットがあります。
● 持家?・ 賃貸? どちらを選ぶかは もちろんその方の自由です。 しかし住宅ローンを借りて返済をする場合でも支払う金額は同じでも大きく違うのは残るものが有るかどうか ( 最後に「 家 」 が有るか無いか ) という事です。
● 10万円の賃料は 1年間で 120万円、10年間で 1,200万円、
15年間で 1,800万円の支払いになるという事。 預貯金から高額資金を払うのは抵抗が有るとは思いますが、「 住まい 」 は確保できます。( マンションの場合は管理費・修繕積立金などは払い続けます。)
● 今まで当てにしていた年金も先細り、日本人の人口がおおよそ 1億 2,400万人そのなかの約 28% 3,500万人が 65歳以上だそうです。 昨年より 49万人増えているとの事。
選ぶ基準はその方の考え方ライフスタイル、
    で違ってきますが、先を見据えた住宅選び
        一緒に考えお手伝いさせていただきます
            一度ご相談下さい。
                  成田 寿美子



  
 

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