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     もう現金に変える     

<2014年 5月掲載分>

● 長い間 賃貸住宅として貸していた、又は、いずれは住むつもりで所有していた別荘などを、ここにきて 「 売る 」 と決断される方が増えてきました。
● 70代を過ぎたご夫婦お二人暮らしや、既にお一人で暮らしている方が、この先を考えて、その判断を急がれているようです。
● 安定している賃貸収入を打ち切りにして、お売りになる事情は様々で複雑だと思いますが、ご決断には共通するところが有ります。
● @ 「 万が一の時に不動産で残すより、自分が判断できるうちにお金に変えておいた方が、将来きれいに精算できる気がする。」
A 「 維持していく負担や修繕への気配りなど、若い時には何とも思わなかったことが、かなり負担になるようになった。」
B 「 資産を減らさないように、現金を減らさないようにと言う考えから、手持ちの資金を使って残りの人生を思うように活きたいと言う考えに変わってきた。」 等々。
● 「 子供は子供で立派にやっている、子供の為に残す事は無い、自分の造り上げた財産だから自由に使う。」 という考えが
今まで以上に強くなって来たようです。
● 年齢を考えると、どんな変化がいつ来るかわからない。 だとしたら、元気なうちに好きなことをして、悔いの無い生活を送る・そのための資金にと考えての判断ではないでしょうか。
● 子供中心にと使ってきた時間や財産の支出はここまでと決めて、これからは自分の為に、と考えた方々が豪華客船の旅、グルメの旅等、高級志向の動きになっているのでしょうか。
● 今は不動産を現金に換えても預金金利が楽しみという時代ではないですが、これからは不動産の大幅な値上りも期待できないうえに、住宅の老朽化も進むことを考えれば、それも得策かも知れません。

          TEL : 045-833-5117  成田 寿美子




  
 

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